前奏曲15番(雨だれ)の進捗状況(5/3時点)

ショパンの雨だれの練習を続けています。仕事の関係で平日はほぼ練習ができず,GWのような連休中しかまとまった練習時間がとれませんので,やっと楽しく練習ができるようになりました。

現在は,28小節から39小節を集中的に練習しています(Gisの同音連打の箇所です。)。

この中間部は,明るい前半・後半に挟まれた,暗く鬱々とした感じの部分です。この部分の始まりには, sotto voce の指示がありますので,静かに始める必要があります。ちょうど不吉さや暗さなどがひっそりと忍び寄ってくるような雰囲気で始まり,次第にクレッシェンドして,その存在感を増していきます。

ということは,この部分の左手は音をつなげて弾く必要があります(ぷつぷつと切れた音では,忍び寄る雰囲気がなくなる。)。これに対して,右手のGisは,(音は違うものの)前半・後半と同じく同音連打でつながりを現しているのでしょうから,できるだけべたっと弾かない方が良いように思います(スタッカートという意味ではない。)。

このように右手と左手の弾き方が違うために,ペダルは踏めないのだと思います。ちなみに,使用しているエキエル版(英語)の付録解説にはこの部分の解説はありません。

ただ,練習してみると,この部分を指のみでつなげるのはかなり難しい,と感じます。エキエル版にある番号通りに弾くと,音をある程度つなげることはできるのですが,それでも難しい部分があります(エキエル版の運指通りに弾くと,手が鍵盤上を這うような感じになります。)。

以前に紹介した下の動画では,たぶんペダルを踏んでいると思われます(音もさることながら,スカートが規則的に動いているため。)。

Raindrop

 

同音連打をつながったように聴かせないためにペダルを踏まないのであれば,実は,前半部や後半部も同じようにすべきなのだと思いますが,これらの箇所では同音連打をしているにも関わらずペダルを踏んでいます。したがって,現在練習している箇所についても,軽くペダルを踏むことは(楽譜に記載はないものの)許されるのかなと思っています。

ただ中間部の雰囲気が,前半・後半とは全く異なることを考えると,この部分についてはペダルをできる限り使用しない方が良いのだろうなとも思っています。

現時点での考え方は,この通りなのですが,いろいろ考えながら,限られた時間での練習を楽しんでいきたいと思います。

 

追記

運指については,次のような動画もあります。

http://youtu.be/dreqwh_UVp8

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