前奏曲15番(雨だれ)の進捗状況(5/19時点)

久々のブログ更新です。あいかわらず限られた時間での練習を細々と続けています。仕事が忙しく,実際に弾けるのは,最近では週に2時間程度なので,平日は楽譜を見ながら,どういう風に弾くのが良いかを検討しています(検討した結果を,休日に練習しています。)。

以前から練習を続けている中間部の一部(28小節から59小節)を引き続き練習しています。この箇所は,以前にも書いたように左手の旋律をつなげて弾きくことで横の流れを出す必要があります(これに対して右手のGisは切れ切れに弾く必要があります。)。

 

以前から検討を続けていましたが,28小節から34小節までの左手の運指は次のとおりで確定させました。

(25)(24)(13)(14)/(25)(24)(13)(25)/(25)(13)(12)(13)/(13)/(12)(13)(25)/(13)(25)(14)(13)/(14)(13)(14)

 

28小節から35小節がひとまとまりになっていますが,この箇所の旋律は内声です(主に1の指で打鍵します。)。日ごろ外声を強調する弾き方をしているので,これはなかなか難しく感じます(ただ手の構造を考えると,内声を担当する指は,外声を担当する指よりも強いので簡単なはずなのですが。)。

次の36小節から39小節は,前の箇所と同じなのですが,右手の内声が出現し,しかも左手の内声とユニゾンで歌います。この部分は,ちょうどバッハのマタイ受難曲などで,アルトとテナーの2声が歌っているように聞こえるのが良いのだと思います。

とすると,たとえば36小節目の右手のCは,左手のGis,Gisの流れにつながるものなので,ここで新たな旋律が生じたかのようにガツンと出してはいけないのではないかと思います。そのように考えると,右手のCは,左手のCにかぶせるだけの音(つまり同じ音を強めるだけの補助的な音)のようにも思いますが,そうすると35小節目までとの対比としては弱い気もします。

流れとしては,旋律が低音部から高音部に手渡されながら奏でられていくということなのでしょうから,高音部は最初はガツンと出せないけれども徐々に音を強めていき,全体のバランスとしては高音部の旋律を聴かせ,低音部は旋律から次第に支えに回るということなのかなと感じています。

 

 

・・・と,ここまで楽譜を見ながら考えていたことを書いたのですが,書いたことを実演するのは非常に難しいように思います。特にこの部分はペダルの指示がありませんので,ペダルなしで弾くと,左手の音が切れ切れになる。音が切れないように指をスライドさせて弾くと,音が大きくなってしまう,という問題があります。

結局,これらの問題を解決するためには,ダンパーペダルを軽く踏みかえながら弾いていくしかないように思います(これで音が切れるという問題は解消されます。)。

この後に残る問題は,各音のバランスの問題です。これは考えてどうにかなるという問題ではなく,地道な練習しかないのだろうなと思います。

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