教室を辞めたこと,ピアノを続けること

以前からこのブログをご覧いただいている方はお分かりと思いますが,ここ数年まともにピアノを練習する時間がとれず,その結果,練習しないままレッスンに臨むという,何のためにレッスンを受けているのかわからない状態に陥っていました。

つまり何度繰り返しレッスンを受けても,全然進歩がない,それどころか時には後退していたりする・・・。このような状態が長く続いていたことと,今後さらに仕事が忙しくなることが確実なため,教室を休会しました。練習しないで同じ個所を延々とレッスンしてもらうのは先生に失礼だし,自分も辛いからです。

 

今回教室を辞めたことは,ピアノが自分にとってどのような位置づけなのかを改めて考えてみる良い機会になりました。もともとピアノが好きでない方は,教室を辞める=ピアノを辞める,ということなのだろうと思います。しかし,そうではない方,ピアノを弾くこと自体が楽しい方の場合,教室を辞めたからといって別にピアノまでやめるという考えにはならないはずです。

私の場合,ピアノは一生の「趣味」にしていくつもりです。ただ,ここでいう「趣味」は,単に娯楽の1つというよりも,生きがいに近いと思います。確かに仕事は忙しく,平日は夜遅く帰宅して直ぐに眠るだけという生活なので,平日にピアノ練習ができないという状態は全く変わりません。しかしピアノを完全に辞めてしまうことは,豊かな人生を送るという意味で大幅なマイナスになります。つまり,仕事は生活のために必要,ピアノは豊かな人生のためのに必要という理解です。以前読んだ本の中に同じような考えが書かれていますので,紹介しておきます。

「仕事は生きていくために厭でもやらなければならないものであり,芸術という遊びは豊かな人生を送るためになくてはならないものだ」(林望「芸術力の磨き方」PHP新書)

こういう考え方からは,どうやってピアノを続けるか,ということが重要なテーマになります。生活がかかっている仕事を辞めることはあり得ませんので,現状の状態からどこまで練習時間をひねり出すか,限られた時間での練習効率を上げるためにはどうしたら良いかが具体的な課題です。

 

休日の練習時間をひねり出すという点については,ピアノ教室を辞めたことから,レッスンに通っていた移動時間がそのまま練習時間として増えます(ただしずっと独学は不可能ですから,そのうち自宅の近所の教室も探してみたいと思います。)。

 

練習時間の効率を上げる点について,できることは沢山はないように思いますが,1つだけ対策を取りました。

先生からも度々指摘されていたことですが,電子ピアノでは,打鍵する力が弱い(鍵盤を撫でる程度で音が出るため)ままだし,打鍵による音量操作の幅も狭い(生ピアノのように大音量から囁くような小さな音までを打鍵で表現できない)というものがありました。たしかに,自宅の電子ピアノでずっと練習していると徐々に弾き方が変わり,本番で生ピアノを弾こうとしたときに指の力が弱く弾きこなせないことが多かったように思います。

限られた時間の練習だけで指の筋力を維持するためには,やはり電子ピアノではなく,生ピアノを弾くなどの工夫がどうしても必要です。ここで考えられる方法は3つ。1つ目は楽器店に生ピアノを弾きに行くこと,2つ目は楽器可の夜遅くまで弾けるマンションに引っ越して生ピアノを買うか借りること,3つ目は生ピアノと同じ機構を持つ電子ピアノを買うこと。

現状では1つ目の選択肢である楽器店の生ピアノを時々利用していました。しかし,楽器店の予定(休店日,楽器店の生徒のレッスン)などにより利用できないことも多く,また料金も高めでした。

2つ目の選択肢は,もともと楽器可マンション物件がそれほどないことと,転勤族であること(転勤先にそのような物件がない可能性の方が高い)を考えると選択できる可能性はほぼ無いと思います。また平日夜遅く練習すると,睡眠時間を連日削ることになるため,ハードワーク状態なのに睡眠時間を削るという悪循環に陥る恐れが高い点にも不安があります。

そのようなわけで,3つ目の選択肢を選ぶことにしました。現在使用している電子ピアノ(HP-205GP)を手放し,アヴァングランドN1(中古)を買うことにしました。

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アヴァングランドは,来年1月下旬には届く予定です。それまでに,これまで長く使ってきたHP-205GPを手放し,空きスペースを確保しておかなくてはなりません。

 

できる範囲で対策をとり,何とかピアノを続けること。これが今できること(やりたいこと)だと思います。来年転勤がなく,環境が多少でも落ち着けば,改めて教室に通うことも検討することになりますが,それまでは独学練習が続きます・・・・・・。

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