J.S.Bach Duet I /BWV802(1月末時点)

大バッハの4つのデュエットから1番の練習を続けています。

現時点での課題は,音が重ならないようにすること,ノンレガートと言っても音が短くなり過ぎないこと,変な強弱が付かないようにすること,テンポが揺れないように厳格に速度を守ることです。

この曲は2声ですが,両手同時に細かい音を弾くことがないので,とても弾きやすい部類の曲だと思います。練習している際の感触では,インヴェンション13番よりも平易だと感じます。

ただし,上記の課題をきっちり守って弾くのは非常に難しいと感じます。しっかり描く指が動かないと,なかなか一音ずつを明瞭に聴かせることは困難です。ペダルも使いませんので,音を混ぜることもできません。美しく聴かせるためには,ひたすら練習するしかありません。

ただ,同じような音型が調を変えて何度も出現しますので,練習時間があまりとれなくとも,曲を覚えやすいし,指も慣れやすいという点では良い曲だと思います。

 

曲想も,ハノンが好きな方は向いている曲かもしれません(出だしが既にハノン39番を彷彿とさせる音型です。)。

 

曲の難易度を調べたところ,ヘンレ出版社のHPによればBWV802は4から5に跨っていましたので,「易しい」から少し「中くらい」に入り込んだ程度の難しさということになります。ちなみに難易度の指標となる曲は次のとおりとされています。

1(easy) Notebook for Anna Magdalena Bach, No.4 and 5

2(easy) Well-Tempered Clavier I, No.1 Prelude

3(easy) Beethoven, Piano Sonatas Op.49-1 and 2

4(medium) Grieg, Lyric Pieces Op.12-4

E.

 

5(medium) Schumann, Fantasy Pieces Op.12-1

R.Schumann/ Fantasy Pieces Op.12-1

 

6(medium) Chopin, Nocturnes Op.27-1 and 2

F.F.Chopin/ Nocturne Op.27-1

 

7(difficult)Beethoven, Piano Sonatas Op.10-3

L.V.Beethoven/ Piano Sonata Op.10-3

 

8(difficult)Beethoven, Piano Sonatas Op.81a

L.V.Beethoven/ Piano Sonata Op.81a

 

9(difficult)Schumann, Toccata Op.7

R.Schumann/ Toccata Op.7

 

 

さらに4・5程度の難易度の大バッハの曲は他に何があるか調べてみたところ,フランス組曲(BWV813,817)や,シンフォニア(2番,4番,6番,9番,13番)がありました(ちなみにインヴェンション13番は難易度4でした。)。

先生からは「美しい音で弾く」という点を強調して指導されているので,自分の音やタッチを確認しつつ,練習を続けていこうと思います(発表会は夏ですので,まだまだ時間的な余裕はあります。)。

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コンサート

久々にコンサートに行ってきました。

曲目はヘンデルのメサイアです。

ヘンデルメサイアとベートーヴェンの合唱付きは,日本各地でそれぞれクリスマスと年末に演奏されることが多いと思いますが,以前住んでいた地域ではメサイアの演奏は結局1度もなされずじまいでした。

4月に引っ越してきたこちらの地域では,クリスマス時期になると各種団体がメサイアのコンサートを行っています。近くにある教会のメサイアは仕事のため聴きに行くことができませんでしたが,近くの女子大が主催しているチャリティーコンサートを聴くことができました。

このチャリティーコンサートには,以前合唱団員として出演したこともあり,ソリストが歌っている間,照明でぽかぽかと温まって,眠たいなと思いながらステージにいたことを思い出しました。

 

さて演奏ですが,まず合唱について,女声・男声の比率がアンバランスなように感じました。

女子大主催なので,ソプラノもアルトも大所帯でした。現役高校・大学生の合唱団員が加わっているので,声質が合唱コンクールの中高生部門のような感じに聴こえました。これに対し,男声は有志参加のため,女声に比べ極端に人数が少なく,しかも高齢者が多いため,声に芯がなく弱弱しく感じました。その結果,ソプラノとバスが際立つ混声合唱ではなく,ソプラノがぐいぐい引っ張っていく女声合唱を聴いているように感じました。男声が,大所帯の女声に塗りつぶされている印象です。

ただ,女声に若い方が多いので高音が非常によく出ており,その点はとても素晴らしいなと思いました。特に「And the glory, the glory of the Lord」や「Hallelujah」のKing of kings and lord of lordsあたりのソプラノは,ピンとした高音が維持され,緊張と興奮が徐々に高まっていくのが伝わってきて素晴らしいと思いました。

And the glory, the glory of the Lord

 

Hallelujah

 

楽器の方は,何か恐る恐る音を出している印象で,演奏も拙く感じましたが,コンサートから帰ってプログラムを読んでみると,女子大付属中学の生徒も加わって演奏しているとのことだったので,そういうことかと得心しました(子供のころから場数を踏ませ,自信をつけさせることは大切です。)。よい取り組みだと思います。

まあ有志によるチャリティーコンサートなので,いろいろ難点があるのが普通ですから,細かいことには目を瞑って楽しむのが吉です。

 

 

メサイアは,有名なハレルヤコーラスよりも,最後の「Worthy is the Lamb that was slain」こそが最も素晴らしいと思いますので,動画を紹介しておこうと思います。

Worthy is the Lamb that was slain

 

この曲の後半はアーメンコーラスと言われ,ただひたすらアーメンを繰り返します。聴き手にはポリフォニーの素晴らしさがよく伝わる部分ではないかと思いますが,歌い手としては酸欠でとても苦しい箇所だったりします。ただ,大所帯で歌うと音のうねりの中に体ごと呑み込まれる感覚を味わえるのがとても快感で,中毒性があります。

今回のコンサートは各声部のバランスという意味ではよくなかったので,各声部は明瞭に聞こえてこなかったのですが,女声が大所帯だったため,客席にいたにもかかわらず音のうねりの中に体ごと呑まれる感覚を味わうことができました。

 

演奏を聴きながら,4月に引っ越してきて,仕事が忙しかったりしてピアノも満足に練習できなくなりましたが,何とか無事年末を迎えられそうだなという感慨が浮かんできました(私にとっては,第九よりもメサイアの方が年の瀬を実感させるようです。)。また日ごろの疲れが癒されていく感じもしました。

さて来週もうひと踏ん張り仕事をしたら,やっと年末年始の休みになります。やっとピアノを練習できるようになります。

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J.S.Bach Vier Duette BWV802

最近,仕事が忙しすぎて,練習時間が全く取れなくなっています。

以前から練習していたインヴェンション13番は,最終的にはインテンポでほぼミスなく弾けるようになり,無事合格しました。

今後は,来年の発表会の曲に取り組むことになります。ハノンは続けますが,インヴェンションとミクロコスモスは,練習時間があまりに確保できないため,一時的に休みになります。

発表会の曲は大バッハの4つのデュエットから1番(BWV802)です。

J.S.Bach BWV802 / Piano

 

J.S.Bach BWV802 / Cembalo

 

J.S.Bach BWV802 / Oragan

 

この曲は,1739年に作曲・出版されています。これから練習に使用するのは,以前買ったヘンレ版です。

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買ってから約1年ほど積んでありましたが,やっと弾くことになりました。タイトルから2声であることは分かるので,インヴェンションを練習している私にはちょうど良い難易度かなと思われます。

ただ細かい音が多いのと,指使いが一部変わっている(5の指の外側にある鍵を4の指で打鍵する,ショパンのような弾き方の部分がある。)ところを重点的に練習する必要がありそうです。

いくつかの音型が繰り返し現れるタイプの曲なので,一度指使いを決めてしまえば,弾けるようになるのにはそれほど苦労しないかもしれません。

ただ,気がかりは練習時間が確保できるかという点だけです。これから,来年3月までは怒涛の忙しさになります・・・。(ブログの更新が滞っているのもそのためです。)

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コンサート

こちらに引っ越してきて初めてのコンサートに行きました。地元の音楽家による室内楽です。

ホールは150人も入らない小さなシューボックスでした。ピアノのメーカーなどは分かりませんでしたが,小ぶりな感じでした(ホールのHPでは河合のRX-7Hが備え付けピアノのようです。)。

 

演奏曲目は次のとおり。今回はリゲティを中心に取り上げていました。

G.リゲティ 6つのバガテル

G.Ligeti / Six Bagatelles for Wind Quintet

 

G.リゲティ マカブルの秘密

G.Ligeti / Mysteries of the Macabre

 

G.リゲティ ピアノのためのエチュードより3番「妨げられた打鍵」

G.Ligeti / Etudes pour piano, Book1 /Nr.1-6

 

G.リゲティ ピアノのためのエチュードより10番「魔法使いの弟子」

G.Ligeti / Etudes pour piano, Book2 /Nr.7-14

 

G.リゲティ ピアノのためのエチュードより15番「白の上の白」

G.Ligeti / Etudes pour piano, Book3 /Nr.15-18

 

G.リゲティ ムジカ・リチェルカータ3番,5番,7番,8番,9番,10番

G.Ligeti /Musica Ricercata

 

モンティ チャールダーシュ

V.Monti / Czardas

 

B.バルトーク ルーマニア民俗舞曲

B.bartok / Rumanian folk dances

 

G.リゲティ ヴァイオリン,ホルン,ピアノのための三重奏曲第1楽章,第2楽章

G.Ligeti / Trio for violin, french horn and piano “Homage to Brahms”

 

これまでコンサートで集中的にリゲティを聴くことはなく,ピアノ発表会でもリゲティを聴いたことはなかったのですが,エチュード15番は良いなと思いました。ラヴェルのマ・メール・ロワに非常に似ていると感じました。

 

M.Ravel / Ma mere L’Oye

 

上記のように良い曲もあったのですが,全体を通じて何かリラックスするというよりは,緊張を強いられる曲が多く,コンサートが終わった後はぐったりしてしまいました。

なお,コンサートでは2人のピアニストが出演したのですが,うち1人の打鍵が何かぱたぱたと弾く感じで浅く,ピアノが十分鳴らなかったのが気になりました。肩が上がった状態で,肘から先のみで弾いているように見えました。

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縦を揃える

インヴェンション13番の練習を続けています。

相変わらず土日しか練習できないので,進度は行きつ戻りつといった状態です。

現状の課題は,縦を揃えることです。

何度録音してみても,かちっと整然とした演奏に聴こえないのですが,その原因は両手の打鍵が微妙に揺れていることにあると考えています。

 

厳格なテンポを身につけるには,ひたすらメトロノーム練習をするしかないのですが,これはなかなか楽しい練習です。現在の練習方法は次のとおりです。

自信がない個所は無意識に早く抜けようと思うのか速度が上がりやすくなります。その結果,その部分はなんだかくしゃっと潰れたように聴こえてしまい,曲の構造がはっきり分かりづらくなります。

繰り返し弾くたびに,そのようになった部分に印をつけていくと,自分の不得意なところが特定の箇所に集中していることがはっきりわかります。あとはこの個所を抜き出して,ものすごくゆっくりした速度で両手が揃っていることを1音ずつ意識しながら繰り返し練習すればよいだけになります。

ポイントはものすごくゆっくりした速度という点です。フレーズを弾くという意識よりも,両手が同時に打鍵できているかを1音ずつ目視して確認していくような感じの作業になります。イメージとしては,例えば,右手の4指と左手の3指が縦で揃う場面であれば,これら指が同時に着地できるようになるまで動作を繰り返し練習します。

両手着地ができたら今度は非常にゆっくりした速度で前後とつなげて弾いてみます。この時に大抵どちらかの指の打鍵が遅れるので,遅れた個所をマークしておき,抜き出して繰り返し練習します。

これらを繰り返すと両手の打鍵がぴったり合ってくるので,徐々にメトロノームの速度を上げていきます。速度を上げていく途中で,両手が合わなくなって来たら,前に戻って繰り返し練習を続け,できるようになったらまた速度を上げていきます。

 

以上のような段取りで練習しているので,インヴェンション1曲だけに何時間もかかるのですが,最終的には縦がぴったりと合った演奏になるはずです。

ただ惜しむらくは,練習時間がほとんどとれず,土日に練習しても,翌週の土日までその成果が持続できないことです。何とかしたいところですが,今後ますます忙しくなる予定で状況は悪化しそうです・・・。

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夏休み始まる

やっと夏休みが始まりました。これで数日間はピアノを集中して弾けます。

現在練習しているのは,バッハのインヴェンション13番,バルトークのミクロコスモス98番,ハノン2番です。

 

ミクロコスモス98番はすでに合格済みの番号ですが,ここ数年仕事が忙しく,指がだいぶ弱っているのでやり直しの一環です。ただ,弾き方は覚えているので,それほど期間を要することなく合格すると思います。

 

ハノン2番は,毎週,いくつかの変奏が課題として出ています。これも指強化の一環です。ハノンは音量やリズムなどを考えながら,できる限り音が均質になるように弾くのですが,音型が単純なので無心に弾けるように思います。

 

インヴェンション13番は,以前から練習していますが,なかなか練習時間が取れずに上達していません。ただし,弾いている期間が長くなってきているので,だいぶ手に馴染んできたかなと思います。先生からは縦をきちっと揃えることと,ノンレガート気味であること,しっかりした打鍵で弾くことを指示されています。

休みの間にどこまで練習できるかわかりませんが,少しでも前進したいと思います。

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発表会終わる

教室を変わってから初めての発表会が終わりました。

演奏曲はベートーベンのソナタ19番第1楽章です。

練習時間が全然足りない上に、直前に右の2の指の爪が割れて剥がれるというひどい状況だったのですが、瞬間接着剤でくっつけて、ぐるぐるとテーピングをして出場しました。

結果から言うと、かなりひどい出来栄えでした。ここまでうまく弾けなかったのは、久々のような気がします。

 

ホールはシューボックス型の300人程度を収容する小ぢんまりしたもので、壁は煉瓦造り、天井には梁のように黒く太い木がステージに対し平行に何本も通されており、ホールの薄明りも何かガス灯をイメージしたかのような作りになっていました。一見すると音楽ホールというよりも、ちょっとおしゃれな居酒屋といった雰囲気に近いと思います。

客席とステージの段差も1メートルあったかどうかという程度の低いものでした。音響は正直言ってかなり微妙でした。

 

ピアノはだいぶくたびれた感じのヤマハのグランドでした。鍵盤が白ではなく何かだいぶ弾きこまれて変色していただけではなく、ヒビのようなものも入っていました。鍵盤は非常に軽く、ピアノというよりも、携帯型のキーボードを打鍵するような軽さで、打鍵しようと鍵盤に触れるとほとんど抵抗なく直ぐにストンと底についてしまうような感じでした。

 

じんわりと両手をきっちりそろえて音を聴きながら弾き始めるつもりだったのですが、鍵盤がいきなりすとんと抵抗なく落ちてしまい、最初から両手のタイミングがぐちゃぐちゃのままで演奏する羽目になりました。何かとても弾きにくいピアノだなと思って弾いたのですが、自宅のアヴァングランドよりも鍵盤が軽く、指がだいぶ走ってしまいました。そのため、だんだんと気持ち的にも焦ってしまい、結局練習では危なげなく弾けていたところも、暴走してしまったように思います。

 

まあ散々な発表会でしたが、今回は練習量も極端に少なくまた事故もあったので、仕方ないかなと思っています。さて発表会も終わりましたので、今後は、本来の練習曲を進めていこうと思います。

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