J.S.Bach Vier Duette BWV802

最近,仕事が忙しすぎて,練習時間が全く取れなくなっています。

以前から練習していたインヴェンション13番は,最終的にはインテンポでほぼミスなく弾けるようになり,無事合格しました。

今後は,来年の発表会の曲に取り組むことになります。ハノンは続けますが,インヴェンションとミクロコスモスは,練習時間があまりに確保できないため,一時的に休みになります。

発表会の曲は大バッハの4つのデュエットから1番(BWV802)です。

J.S.Bach BWV802 / Piano

 

J.S.Bach BWV802 / Cembalo

 

J.S.Bach BWV802 / Oragan

 

この曲は,1739年に作曲・出版されています。これから練習に使用するのは,以前買ったヘンレ版です。

index_thumb

買ってから約1年ほど積んでありましたが,やっと弾くことになりました。タイトルから2声であることは分かるので,インヴェンションを練習している私にはちょうど良い難易度かなと思われます。

ただ細かい音が多いのと,指使いが一部変わっている(5の指の外側にある鍵を4の指で打鍵する,ショパンのような弾き方の部分がある。)ところを重点的に練習する必要がありそうです。

いくつかの音型が繰り返し現れるタイプの曲なので,一度指使いを決めてしまえば,弾けるようになるのにはそれほど苦労しないかもしれません。

ただ,気がかりは練習時間が確保できるかという点だけです。これから,来年3月までは怒涛の忙しさになります・・・。(ブログの更新が滞っているのもそのためです。)

広告
カテゴリー: J.S.Bach | コメントをどうぞ

コンサート

こちらに引っ越してきて初めてのコンサートに行きました。地元の音楽家による室内楽です。

ホールは150人も入らない小さなシューボックスでした。ピアノのメーカーなどは分かりませんでしたが,小ぶりな感じでした(ホールのHPでは河合のRX-7Hが備え付けピアノのようです。)。

 

演奏曲目は次のとおり。今回はリゲティを中心に取り上げていました。

G.リゲティ 6つのバガテル

G.Ligeti / Six Bagatelles for Wind Quintet

 

G.リゲティ マカブルの秘密

G.Ligeti / Mysteries of the Macabre

 

G.リゲティ ピアノのためのエチュードより3番「妨げられた打鍵」

G.Ligeti / Etudes pour piano, Book1 /Nr.1-6

 

G.リゲティ ピアノのためのエチュードより10番「魔法使いの弟子」

G.Ligeti / Etudes pour piano, Book2 /Nr.7-14

 

G.リゲティ ピアノのためのエチュードより15番「白の上の白」

G.Ligeti / Etudes pour piano, Book3 /Nr.15-18

 

G.リゲティ ムジカ・リチェルカータ3番,5番,7番,8番,9番,10番

G.Ligeti /Musica Ricercata

 

モンティ チャールダーシュ

V.Monti / Czardas

 

B.バルトーク ルーマニア民俗舞曲

B.bartok / Rumanian folk dances

 

G.リゲティ ヴァイオリン,ホルン,ピアノのための三重奏曲第1楽章,第2楽章

G.Ligeti / Trio for violin, french horn and piano “Homage to Brahms”

 

これまでコンサートで集中的にリゲティを聴くことはなく,ピアノ発表会でもリゲティを聴いたことはなかったのですが,エチュード15番は良いなと思いました。ラヴェルのマ・メール・ロワに非常に似ていると感じました。

 

M.Ravel / Ma mere L’Oye

 

上記のように良い曲もあったのですが,全体を通じて何かリラックスするというよりは,緊張を強いられる曲が多く,コンサートが終わった後はぐったりしてしまいました。

なお,コンサートでは2人のピアニストが出演したのですが,うち1人の打鍵が何かぱたぱたと弾く感じで浅く,ピアノが十分鳴らなかったのが気になりました。肩が上がった状態で,肘から先のみで弾いているように見えました。

カテゴリー: コンサート | コメントをどうぞ

縦を揃える

インヴェンション13番の練習を続けています。

相変わらず土日しか練習できないので,進度は行きつ戻りつといった状態です。

現状の課題は,縦を揃えることです。

何度録音してみても,かちっと整然とした演奏に聴こえないのですが,その原因は両手の打鍵が微妙に揺れていることにあると考えています。

 

厳格なテンポを身につけるには,ひたすらメトロノーム練習をするしかないのですが,これはなかなか楽しい練習です。現在の練習方法は次のとおりです。

自信がない個所は無意識に早く抜けようと思うのか速度が上がりやすくなります。その結果,その部分はなんだかくしゃっと潰れたように聴こえてしまい,曲の構造がはっきり分かりづらくなります。

繰り返し弾くたびに,そのようになった部分に印をつけていくと,自分の不得意なところが特定の箇所に集中していることがはっきりわかります。あとはこの個所を抜き出して,ものすごくゆっくりした速度で両手が揃っていることを1音ずつ意識しながら繰り返し練習すればよいだけになります。

ポイントはものすごくゆっくりした速度という点です。フレーズを弾くという意識よりも,両手が同時に打鍵できているかを1音ずつ目視して確認していくような感じの作業になります。イメージとしては,例えば,右手の4指と左手の3指が縦で揃う場面であれば,これら指が同時に着地できるようになるまで動作を繰り返し練習します。

両手着地ができたら今度は非常にゆっくりした速度で前後とつなげて弾いてみます。この時に大抵どちらかの指の打鍵が遅れるので,遅れた個所をマークしておき,抜き出して繰り返し練習します。

これらを繰り返すと両手の打鍵がぴったり合ってくるので,徐々にメトロノームの速度を上げていきます。速度を上げていく途中で,両手が合わなくなって来たら,前に戻って繰り返し練習を続け,できるようになったらまた速度を上げていきます。

 

以上のような段取りで練習しているので,インヴェンション1曲だけに何時間もかかるのですが,最終的には縦がぴったりと合った演奏になるはずです。

ただ惜しむらくは,練習時間がほとんどとれず,土日に練習しても,翌週の土日までその成果が持続できないことです。何とかしたいところですが,今後ますます忙しくなる予定で状況は悪化しそうです・・・。

カテゴリー: 練習方法 | コメントをどうぞ

夏休み始まる

やっと夏休みが始まりました。これで数日間はピアノを集中して弾けます。

現在練習しているのは,バッハのインヴェンション13番,バルトークのミクロコスモス98番,ハノン2番です。

 

ミクロコスモス98番はすでに合格済みの番号ですが,ここ数年仕事が忙しく,指がだいぶ弱っているのでやり直しの一環です。ただ,弾き方は覚えているので,それほど期間を要することなく合格すると思います。

 

ハノン2番は,毎週,いくつかの変奏が課題として出ています。これも指強化の一環です。ハノンは音量やリズムなどを考えながら,できる限り音が均質になるように弾くのですが,音型が単純なので無心に弾けるように思います。

 

インヴェンション13番は,以前から練習していますが,なかなか練習時間が取れずに上達していません。ただし,弾いている期間が長くなってきているので,だいぶ手に馴染んできたかなと思います。先生からは縦をきちっと揃えることと,ノンレガート気味であること,しっかりした打鍵で弾くことを指示されています。

休みの間にどこまで練習できるかわかりませんが,少しでも前進したいと思います。

カテゴリー: ピアノのある日常 | コメントをどうぞ

発表会終わる

教室を変わってから初めての発表会が終わりました。

演奏曲はベートーベンのソナタ19番第1楽章です。

練習時間が全然足りない上に、直前に右の2の指の爪が割れて剥がれるというひどい状況だったのですが、瞬間接着剤でくっつけて、ぐるぐるとテーピングをして出場しました。

結果から言うと、かなりひどい出来栄えでした。ここまでうまく弾けなかったのは、久々のような気がします。

 

ホールはシューボックス型の300人程度を収容する小ぢんまりしたもので、壁は煉瓦造り、天井には梁のように黒く太い木がステージに対し平行に何本も通されており、ホールの薄明りも何かガス灯をイメージしたかのような作りになっていました。一見すると音楽ホールというよりも、ちょっとおしゃれな居酒屋といった雰囲気に近いと思います。

客席とステージの段差も1メートルあったかどうかという程度の低いものでした。音響は正直言ってかなり微妙でした。

 

ピアノはだいぶくたびれた感じのヤマハのグランドでした。鍵盤が白ではなく何かだいぶ弾きこまれて変色していただけではなく、ヒビのようなものも入っていました。鍵盤は非常に軽く、ピアノというよりも、携帯型のキーボードを打鍵するような軽さで、打鍵しようと鍵盤に触れるとほとんど抵抗なく直ぐにストンと底についてしまうような感じでした。

 

じんわりと両手をきっちりそろえて音を聴きながら弾き始めるつもりだったのですが、鍵盤がいきなりすとんと抵抗なく落ちてしまい、最初から両手のタイミングがぐちゃぐちゃのままで演奏する羽目になりました。何かとても弾きにくいピアノだなと思って弾いたのですが、自宅のアヴァングランドよりも鍵盤が軽く、指がだいぶ走ってしまいました。そのため、だんだんと気持ち的にも焦ってしまい、結局練習では危なげなく弾けていたところも、暴走してしまったように思います。

 

まあ散々な発表会でしたが、今回は練習量も極端に少なくまた事故もあったので、仕方ないかなと思っています。さて発表会も終わりましたので、今後は、本来の練習曲を進めていこうと思います。

カテゴリー: 発表会 | コメントをどうぞ

ピアノソナタ19番 Opus49 Nr.1 第1楽章(7/21時点)

 

(この記事には音源はありません。)

時間が無いなりに練習を続けていたのですが、先週、右手の2の指を負傷してしまい、まともに弾けなくなってしまいました。2の指の爪が大きく割れ、しかも剥がれかけている状態になったため、それ以後、今日まで痛みで全く練習ができませんでした。

指替えで対応することも試したのですが、曲全部を指替えで弾くのはどう考えても無理な個所も多く、困ったなという状態です。

指替えで弾ける部分のみをつなぎ合わせると、トリルも華やかな見せ場もない曲になってしまい、全然楽しくないので、何とかして曲全部を弾きたいと思い、瞬間接着剤で爪を固定し、さらにその上からきつくテーピングをして弾いてみようと思っています。

ただ、テーピングをしたところで、練習できなかった影響は大きくとても本番に出せるような完成度ではなく、また2の指も痛みを恐れて打鍵するので音が抜けてしまうのですが、今回は仕方ないと諦めて、できるところまでで弾いてこようと思います。

せっかく練習していたのに非常に残念なことになってしまいました。

カテゴリー: Beethoven | コメントをどうぞ

ピアノソナタ19番 Opus49 Nr.1 第1楽章(6/5時点)

(この記事には音源アップはありません。)

今週の重点練習個所は16小節から33小節までです。

はじめは左手がアルベルティバス、右手がメロディですが、29小節目からメロディが左手に移ります。

16小節目。dolceが付いているので、15小節目までとは弾き方を変える必要があります。この個所の右手は、アルトが歌っているように弾きたいので、カンタービレでも良いように思います。3,4音はスタッカートが付いているものの、タイでつながっているので、純粋なスタッカートにはならないはずです。

左手のアルベルティバスは、最低音が変化するのでこれを強調する必要があります。

 

17小節目。右手は1音から3音までがスラーでつながっています。右手の1音目にはターンが付いています。ターンで留意する点は、音が潰れないようにすること。どたどたとした重い音にならないこと、かといって軽すぎないこと。スラーが付いているので音が切れないようにすること。右手の最終音は、冒頭の不完全小節の1音と同じく置くように弾くのだと思います。

この小節の左手は、前の小節と違い動きがありません。つまり右手をしっかり聴かせる必要があります。

 

18、19小節目。ここは前の16,17小節目とほぼ同じです。左手は全く同じですが、右手は音程が上がります。16,17小節の右手がアルトなら、18,19小節の右手はソプラノのイメージです。ただし弾き方は変わりません。右手の最終音で元の音高に戻ります。

 

20小節目。16小節目と全く同じですが、21小節目からの変化の始まりに当たる部分だと思われるので、元に戻って繰り返しているように16小節目と同じように弾いたほうが良いように思います。

 

21小節目から23小節目まで。右手が8分音符から16分音符に変わり細かく動きながら、上昇・下降していきますが、それに対応するように左手の最低音も反進行のように動いていきます。したがって、最高音と最低音の動きを対比するように聴かせるのだと思います。

 

24小節目は、21小節から23小節目までの1まとまりと、次の25小節以降のまとまりとをつなぐ部分。音が右手のみになるので、音を外さないように、早くならないように注意しなければなりません。

 

25小節目から28小節目。21小節目からのまとまりと似ていますが、よく見ると26小節目の左手の最低音と右手の最高音の関係が違います。22小節目では、最高音・最低音はずれて出現するため、反進行のように見えますが、全体として両手揃って上昇していきます。これに対し、26小節目では両手の最高音・最低音のが同時に出現しますので、まさに反進行のような形になっています。ここを聴かせる必要があります。

 

29小節目から33小節目。旋律が両手の間を行き来します。声楽でアルトとテナーが掛け合いをしている感じで弾きたいと思っています。

 

 

追記

週末しか練習ができないため、発表会直前期にも拘わらず全然弾ける状態までなっていません。かなりまずい状況です。週末にたっぷり時間をかけて練習して少し弾けるようになったと思っていても、翌週末までまた弾く時間がないので、よく週末にはもとに戻っていることが多いように思います。

ちょうどあるセーブポイントまで進めて保存したはずのゲームが、セーブできていなくて、翌日にはまた最初からやり直しといったイメージが現状に近いと思います。まあ気長にやるしかないのですが、この状況をなんとかしたいものだなと思います。

カテゴリー: Beethoven | コメントをどうぞ